映画版 逆転裁判を見終えて感想など

逆裁好きとしては見ないわけにはいかないので、見てきました。映画版 逆転裁判
まずネタバレ抜きで点数だけ言うと、70点。
でもポジティブな70点。逆裁好きなら見て損はないかな、という感じ。

さて、ここから先は盛大にネタバレのオンパレードなので、見たくない人はそっと閉じましょう。


いつもどおりな箇条書き感想

  • 各キャラについて
    • 成歩堂:わりと違和感なく受け入れられた感じ。白コートは見慣れないから違和感あったけどw 香取慎吾だったらどうだったかな、とか思った。
    • 千尋さん:こちらもまあ、そんなに違和感なし。出番少ないからまあなんとも言いがたい。
    • 真宵ちゃん:背とメイクと首に巻いたファーが違和感あってしょうがなかった(笑) メイクがきつくてアホっぽさがないのがなあ。
    • 御剣:髪はよし。ただ、まゆ毛とシワとかが……。あと目つきがなんかね。もうちょっときつくてよかった。
    • 狩魔パパ:体格についてはまあ言うまい。ただ、キャピーンしてくれなかったのとか、全体的にラスボス感が薄いところとか、全部ばれたあとの往生際悪さみたいなのがなんかキャラと違って納得いかなかったなあ、とかそんな感じ。原作みたいに最後まで不敵に去って行ってほしかった。
    • イトノコ:若すぎる!汚さが足りない!!コートも汚せ!!!髪型はいいと思う。マコちゃん出てきたらこのキャラじゃ釣り合わないぞ!
    • さいばんちょ:まあ次第点。ヒゲ良し。禿げてたらなお良し。すっとぼけがもっとあればなお良し。
    • タイホくん:素敵すぎた。
    • サユリさん(オウム):証人シーンは笑わずにはいられなかった。劇場で周りもかなり笑ってたw
    • サユリさん(幽霊):悲しめばいいのか笑えばいいのか……。劇中最も反応に困ったシーンを提供してくれた。
    • 灰根さん:再現度高し。過去の事件から現在の事件までの悲愴な感じが原作以上に良く表現できてて良かった。
    • 御剣パパ:逆転検事2を思い出しながら比較してたけど、なかなかいい感じだったと思う。まあでも千尋さん同様、出番少ないからね……。
  • 序盤
    • 1の3話を御剣オンリーの話にすることでうまくまとめていたと思う。
    • 1話に相当する事件の法廷の適当っぷりがなんか良かった。
    • 亜内さんもっと亜内さんっぽい格好して欲しかった。
    • 1話犯人のヅラ投げ再現すばらしい!w
  • 中盤
    • 裁判所内の謎の機械がすごすぎておもしろかったw ああいうあり得ない過剰演出は作品の性質上すごい合ってていい。
    • 傍聴人たちがずっこけるシーンはちょっと寒かった。2度とも。あれはなんか違う感じ。
    • 小中大がルポライターになってて吹いたww あのジャラ〜ンってシーンちょっと期待してたのに!w
    • 真宵ちゃんが成歩堂といきなり仲良くなってるからかなり違和感が。原作考えれば当然ではあるけど、映画では全然描かれてないから微妙なところ。
  • 終盤
    • 考える人が落下するシーンは、劇場みんなが「ついにキター!」って一体感を持ってみていたと断言できる(笑)
    • 弾丸スキャンシーンはもう絶対スタッフの悪ノリじゃないか、とか思ったw いいぞもっとやれ!
    • 狩魔パパのわめきシーンは、ゲームっぽさを狙ってあのコマ飛びみたいな演出をしているんだろうと思うけど、失敗だと思う。普通に見ててあれだとただ映像が乱れたようにしか見えない。いっそもっと過剰に劇画調にしてしまえばよかった。
    • 真宵ちゃんを見送るシーンは、原作より霊媒の扱いが小さいし、成歩堂と真宵ちゃんの仲いいシーンも少ないから、なんとも感想を抱きにくいんじゃなかろうか。あの作品だけじゃ修行に戻るとは絶対分からんよ……。
    • 最後の「異議あり!」→「逆転裁判」という流れはすばらしかった。よくやってくれた。


もうちょっと色々思ったことあった気がするけど、思い出せないからとりあえずこんなところで。
思い出し次第適当に書き足すか。

まとめ

ふぅ、箇条書き感想はほんと言いたい放題になるな。
まあ色々書きましたが、この映画は好きです。原作をぶちこわしていない。

続編はどうなのか?とか思ってたけど、一番最後のシーンで忍者ナンジャ役の人物がオオトロっぽい格好で出てたから、たぶんないかな。2はそれで終わりだし、3は霊媒祭りだから扱いにくいし。そういう意味では1だけ映画化、というのはちょうどいいところだったのかも。

さて、逆裁5はまだですか!というかvs.レイトンもまだですか!!レイトンの新作も出ないし、待ちくたびれたよ!!!